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> No.16934[元記事へ]
この前の投稿で低内部抵抗管である6080のシミュレーションが
うまくいったことを報告しました。
オークションを眺めていたら、旧ソ連製の低内部抵抗管、6C19Pが
格安で出品されていて、誰も入札していないので入札しておいたら
落札できてしまいました。日本では全く人気が無い球のようです。
品物が届いて手に取ってみたら、ずっしりと重く、高熱に耐えるように
石英ガラスを使いガラスも厚いのでしょうね。ゲッターが無く、プレートに
ジルコニウム塗布で送信管みたいなヘビーデューティー仕様なんでしょうね。
こんなすばらしい球を寝かせておくのはもったいないと、利用方法を考え、
以前作ったアンプの6N6を今回の6C19Pに換装してみました。
換装前のアンプ製作記は以下にあります。
http://ja1cty.servehttp.com/TDA7498/index.html
換装作業前にTINAでシミュレーションしてみましたら、何と、Ayumiさんは、
こんな珍球も本の付録に収録しておいてくださったのですね(感謝です)。
先ほど換装終了して、各部の電圧を測定したら、シミュレーションとほぼ
同じ結果が得られました。このような低電圧領域でもAyumiさんのモデルが
よく合っていることがわかりました。
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