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ユウガオについてお尋ねします

 投稿者:storymikiメール  投稿日:2009年 8月31日(月)15時22分51秒
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  広瀬先生のWEBを拝見し、『古典文学と野菜』を図書館で借りました。私は今までに『古事記』『平家物語』そのほか文学作品を語っておりますが、今年の秋は『源氏物語』から「夕顔」を語ることになっています。そこでユウガオの花のイメージを掴みたいと思い、実際にユウガオの畑で写真を撮りました。その折、葉と蔓が余りにも大きいので、少々幻滅したのです。先生の「夕顔」の解説の中に「中世に入って苦味のない品種が入ってきて……」という記述がありますが、それまでのユウガオの実は小さかったでしょうか?
平安時代のユウガオの蔓や葉は現代のものよりも小さかったか、どうか、お尋ねしたいと思います。今回、この物語を語る上で葉や実について言及するわけではありませんが、ユウガオの植物全体のイメージがほしいと思いましたので。

http://www.storytellingworld.net/

 
    (管理人(チュー)) 平安時代のユウガオは、現代のカンピョウ用のものより花も実も小さかったと思います。「枕草子」にあるとおり主に花を鑑賞するためで、果実は乾燥し加工して容器にしたようです。平安初期の記録書「本草和名」にはニガヒサゴの名で野菜のリストに入っていますが、食べることはあまりなかったと思います。現代でもカンピョウ用品種のほかに千成ヒョウタンや大ヒョウタンなどの品種があり、千成ヒョウタンなどは花・葉・果実ともやや小型だと思います。江戸時代には、庶民が庭に棚を作って観賞用ヒョウタンのつるを這わせ、夕方からその下で家族一同が涼をとっていたようで、そんな絵が残っています。  
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