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一富士、二鷹、三茄子

 投稿者:なえとる  投稿日:2010年 2月 3日(水)13時45分55秒
  通報 編集済
   はじめまして。私は農業ではありませんが、楽しく拝見しております。

 ところで、やさいこぼれ話の「一富士、二鷹、三茄子」の諸説に、ぜひ、
「駒込は 一富士、二鷹、三茄子」の江戸時代の川柳を加えてください!

 江戸時代、現在の東京の文京区本駒込に、江戸火消の富士講で大変な賑わいだった神社(富士神社)があり、その周辺には「茄子」「鷹」の名物がありました。
 ここは古墳跡(前方後円墳)とのいわれある小高い丘で、これを富士山の模型に見立て、頂上にお社があります。今でも通称「お富士さん」と呼ばれ親しまれています。
 そしてこの駒込村の広大な畑の特産物はおナスだったのです。さらに、この地には徳川家の鷹匠の大きな屋敷があり、当然何羽もの鷹が居るのが見えたわけです。
 イメージとしては、、、江戸の町(とりあえず神田、日本橋あたりとする)から歩いて1里、江戸の富士参拝にいくと、鷹を見物しながら、茄子をお土産に買い求める、と。それは当時としてはワクワクするようなレクリエーションだったことでしょう。
 富士神社は空襲で焼け復興再建したため、現在では江戸の面影はさほど感じられません。ですが、町火消の頭等が競って奉納した粋で力強い刻文字の石碑がたくさん残っており、賑わった境内を昔語っております。宅地・都市化がすすみ、ナスの畑は込み合った住宅とビルに変貌しました。鷹匠屋敷跡は駒込病院の大きな建物と駐車場になっています。
 今では、「一富士、二鷹、三茄子」と詠われた駒込などとは誰しも想像もつかないでしょう。
http://ginjo.fc2web.com/187hautiwa/hautiwa.htm←さらりと説明してあるHPがありました。
”「江戸の富士裾野は茄子の名所なり」 富士裾野とは富士のよく見える駒込の事。”とこの方は解釈されております。
 ですが、歴史に疎い私が言うのもなんですが、当時は江戸からはわりあい何処からでも本物の富士山が見えたわけですから、
”富士裾野”ではなくて、
「江戸の富士、裾野は茄子の名所なり」と句読点を入れるほうが自然です。
富士山のよく見える駒込ではなく、”江戸の富士山(駒込の富士神社)はね、その裾野に名物のナス畑が広がっているのだよ~”という意味ですね。
 縁日(御山開き、富士開き 現在の6月30日~7月2日)には、ナスのお土産が喜ばれたという記録もあります。ちょうどおナスの旬でしょうか。
http://www.asahi-net.or.jp/~vm3s-kwkm/zue/fuji/
 さて、当時の巾着ナスとは、私もいただいてみたいものですが、どんなおナスか知りません。江戸野菜の多くは絶滅危惧種だそうですが、ご存知でしょうか?
 
    (管理人チュー) 大変参考になる事項を長文でお知らせくださって、まことに有難うございました。お示しの落語のホームページも読みました。ただいま別のページの制作にかかっていますので、しばらく日数をくださるようお願いします。  
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