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朝からしとしとと降り続く雨は梅雨そのもの。
午前中の練習、11時からの開会式を終え、11時半から競技開始です。
男子は団体戦1回戦、中京(岐阜)と対戦。トップの古市真暉①が先取点を挙げますが、岡田泰典③、岡田理志③岡田天志③組が敗れ苦しい展開に。4番岡田天志、5番の岡田理志が踏ん張り事なきを得ました。
女子は個人戦からスタート。しかしいずれもセットを奪うなど食い下がりますが一歩及ばず、シングルスの常深亜美②、松本ゆきみ②、吉田礼楽②、佐藤綾香②、坂口緑③、ダブルスの吉田礼楽・大西真由①組、常深亜美・室井まどか②組ともに初戦敗退でした。
男子は団体戦に続き個人戦に。しかしこちらも女子同様、接戦に持ち込む試合が多かったのですが、岡田理志、古市真暉、岡田天志、岡田泰典、ダブルスの岡田理志・岡田天志組、古市真暉・平井陸①組、岡田泰典・里見一真②組は一回戦敗退。その中で気を吐いたのは二年生の権蛇佑輔でした。静岡県2位の選手に対し出足から気迫あふれる積極的なプレーで圧倒します。競り合いの場面でも落ち着いたプレーで押し切り、金星を挙げました。
女子は個人戦に続き団体戦1回戦、大垣北(岐阜)と対戦。トップの吉田礼楽、2番の佐藤綾香、ダブルスの常深亜美・室井まどか組と相手に付け入るスキを与えず完勝。
男子はベスト4を賭けて杜若(愛知)と対戦。岡田泰典、古市真暉ともに大接戦になりますが、ここ一本を奪えず痛恨の連敗。ダブルスもリードされても必死で食い下がり、好プレーも見られましたがあと一本が遠く万事休す。
女子は高蔵(愛知)と準々決勝。昨年末の全国選抜予選で苦杯を舐めた相手にリベンジを狙います。トップの松本は競り合いでも崩れない安定したプレーで接戦を接戦と感じさせません。しかし二番の吉田は2-1リードを守れずセットオールに。一進一退の攻防の末、9-8までリードしますが、勝ちを意識して崩れてしまいました。ダブルスの常深・室井組も攻守ともに安定感を欠き完敗し追い込まれます。4番の常深はカットマンと対戦し競り合いになりますが、粘り強く戦い3-1で勝利。ラストの佐藤はしゃがみ込みサービスから思い切ったプレーで1セットを先取し、2セット目以降も接戦になりますが、最後はツキにも見放され決勝点を許してしまいました。
男子で唯一残っていた権蛇は中国人留学生と対戦。1回戦の勢いが残っているか心配しましたが、出足から完璧なプレー。攻めるべき場面では積極果敢に、守るべき場面では我慢強く粘ります。サービスも回転、大小など工夫を凝らした多彩なサービスで相手に的を絞らせません。1-1の9-9というしびれる場面でも落ち着いたプレーで2-1とリードします。しかし4,5セット目は少しずつ冷静さを取り戻した相手の前に涙を呑みました。「あと一本」が取れずにフラストレーションが溜まった今日の試合でしたが、彼の積極果敢かつ冷静沈着なプレーは応援していたチームメイトにも勇気を与えたことと思います。
初日で全滅する厳しい結果となりましたが、ここで諦めたり引き下がらないのが今のチームの持ち味です。少しずつ力を蓄え次のチャンスを待ちたいと思います。
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